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川崎市の保育園におけるICT化推進事業について

スマホを操作する女性

 

2019年度より、川崎市の保育園におけるICT化推進事業により、株式会社ワイズの「コドモン」というアプリケーションを導入する園が増えるそうです。

昨今の保育園事情を考えると、このようなツールを導入し、先生方の業務効率・業務改善を図ることは急務だと思います。

ICTとは?

 

ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略であり、IT(Information Technology)とほぼ同義の意味を持つが、コンピューター関連の技術をIT、コンピューター技術の活用に着目する場合をICTと、区別して用いる場合もある。国際的にICTが定着していることなどから、日本でも近年ICTがITに代わる言葉として広まりつつある。

 

引用元:https://kotobank.jp/word/ICT-13781

 

このツールの一番の売りは、登園・降園時間の管理をSuicaなどのICカードででき、欠席連絡もアプリで連絡可能という点。

これだけでもだいぶ楽になるのかもしれませんが、もっと機能を盛り込めば更に便利になるのではないかと思っています。

 

例えば…

  • AppleWatchやiPhoneなどのデバイスへの対応(現在は、非推奨)。
  • お迎え予定時間や子供の体温、朝食と排便の有無、先生への伝言などもアプリで対応(現在はコドモン範囲外になるため、従来通り手書きで対応。コドモンと紙の2重管理になるので、逆に手間では?)。
  • 登園・降園時間内に打刻または欠席連絡がない場合は、プッシュ通知でお知らせ。

などなど。

 

また新年度になり進級すると、(A4表裏で記入項目が多い)家庭調査書類などの提出が必要になり、それが手書きなので、そういう部分もこのツール(もしくは電子化)で賄ってくれれば、もっと便利になるのではないかと思います。

 

導入にあたっては、個人情報を扱う手前、先生のITリテラシー教育を含めたトレーニングが必要になってくるとも感じました。

こういう部分は市やシステム会社のフォローアップが大切になってきますね。

 

始めたばかりのツールや体制なので、まだまだ改善の余地ありですが、ICT化を進めていき、より良い保育現場になることを願っています。

市川英明

市川 英明

代表取締役 / ウェブディレクター
神奈川県川崎市川崎区出身・在住。
音楽専門オークションサイトの立ち上げ、在京テレビ局でのディレクション、中小・個人のホームページコンサルティングを経て、現在に至る。
好きなものは「スポーツ観戦、お酒、問わず語りの神田伯山」。

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